天外魔境Ⅱ

ここは遅咲きジャニヲタsanopiのきもち

あたしが底なし沼に浸かった理由

 

 もしも、あたしがあの夏、

東京にいなければ彼のことをすきになってなかったかもしれないし、

彼の存在にすら気が付けていなかったかもしれない。

ということで彼との出会いは意外にもドラマティックで、

でもすんなりと受け入れられることができたのです。

 

ジャニーズ嫌いだったあたしがね。

 

 

それはそれは深くぬかるんだ沼で身動きさえ取れない。底もない。
あの夏、罠にかかった。

 

ジャニーズという名の底なし沼に。

 

 

 

 

~あたしがジャニーズ「Hey! Say! JUMP」にハマった理由(序章)~

 

 

 

 

忘れもしない2015年8月30日の朝。

その夏、sanopiは諸事情でひとり東京にいたわけだ。東京 新小岩のホテルの一室にね。

朝起きて、テレビをつけると、24時間テレビの振り返りコーナーみたいなものがニュース番組(おそらくシューイチってやつ?)でやってたわけ。あんまり興味はなくって、ベッドに座り、歯を磨きながらフナのような死んだ眼でテレビを観てたわけ。雨の朝だったな。

 

 

 

関東大震災 被災地の仮設学校の図書室をDIYするというコーナー。

森泉ちゃんと並ぶ女の子みたいな華奢な身体の彼。

茶色いマッシュヘア。白い肌。高い声。ケケケという独特な笑い声。

笑った顔がいとうつくしゅうていたり。

ふとしたときの、さみしげで儚げな伏し目がちな角度。

「癒し」なんていう言葉じゃ済まされない破壊力。

 

 

 

ドッカーーーーーーーーン!!!(脳内稲妻音)

 

 

 

 

えっなに?!目醒めちゃった!外で落雷?!やだ!いまから出かけるのに!えっ?!

 

でもいまはそれどころじゃない、あたしはブラウン管の向こう側の彼が見たい。

 

 

図書館をDIYするうえで、その図面をきれいな細い指(当時はまだ彼の指があたしのタイプである細くて長くて華奢なものだとは把握しておらず、それに気が付けたのは数日後)でシャッと描いていく、ぼんやりふてぶてしい表情の彼。そこでナレーションとテロップがこう入ります。

 

 

 

 

明治大学理工学部建築学科卒】

 

 

 

 

ドッカーーーーーーーーーン!!!!!!!(脳内稲妻音)

 

 

 

あまいめまい。歯磨き粉は垂れ流し。

 

 

彼はいったい誰なの!彼はいったいどこの新人俳優さんなの!(昔からファンのみなさんごめんなさい)

 

テレビ画面の中、彼の名前を必死に捜しました。あたしは彼の名前と所属しているグループ名を見つけて、世も末かと思いました。

 

 

 

 

Hey! Say! JUMP 伊野尾慧】

 

 

 

 

 

あたしは小学生のときから「B専」と言われ続けてきた。

自分でも「周りの女子がすきにならないような男子をすきになるなあ」と思ってはいた。

イケメンなんて興味もない。みんなは「イケメン」に分類される生き物がすきなんだね、ふうん、あたしはそんなの興味ない、だから気にしないで。みんなにあげる。

 

 

そんな感じだったから、もちろんジャニーズなんていうイケメン集団の彼らをすきになれるはずもありませんでした。というか、興味もありませんでした。

 

ましてやHey! Say! JUMPなんて、メンバーは山田くんと知念くんと岡本くん(中学生のときに友だちが岡本くんのファンだったので知っていた)しか知りませんでした。伊野尾慧なんて名前すら聞いたこともない。

 

そんなあたしがこうも簡単にやられてしまうとは。

ジャニーズなんてキラキラしてる軍団はすきじゃないのに。あたしが進化したのか、彼らが進化したのか、、、、。あたしってチョロい、、、、。

 

 

「学校で勉強してきたことが仕事にもつながった」

 

 

「いずれは中丸先輩(その番組のレギュラー)の仕事も奪っていこうという気持ちでやってます」

 

 

ふてぶてしく生意気にも、ジャニーズの先輩であるKAT-TUNにもこの始末。でもあたしはむかしからふてぶてしい男がすき。あたし、not 進化。

 

 

気になって気になって彼のことをたくさん調べた(こわい)

 

 

どれどれ、V6の岡田くんからは「伊野尾が可愛い腹が立つ」と言われ、周りからもいじられちゃうような情けなそうな彼。身体もひょろひょろ、華奢で運動もできなそうだし、おまけに先輩への対応も生意気だわでとても癖が強いぞ。

 

でもまって、愛らしい。

 

顔がいい。頭もいい。おまけに細かいパーツまでもがいい。あたしが男性をすきになるうえで譲れないもの、それは声。それは眉毛。それは指、爪。お箸の持ち方。

 

 

声はある程度高めっていうあたしのどんぴしゃで、眉毛も太くてキリリとしているし、指も長くて細いし、爪の形もきれい。顔も好みの中性的。つまりはパーフェクト。(めざましテレビの伊野尾飯のコーナーで観たんだけどお箸の持ち方はおそらくきれいだった)

 

 

当時はあの夏、「ジャニーズだもの。こんなの一時的な感情に決まっている。だってあたしってミーハーだし。あたしがジャニーズ事務所に所属している男なんてすきになるはずがない。だってあたしB専だし。伊野尾慧って人もどうせジャニーズなんだから顔だけのつまらない男なのかもしれない」なんて思っていたもの、こんなことになろうとは。

 

 

 

でもなぜだろう。

Hey! Say! JUMPに貢ぐための貯金箱が気付けば部屋に鎮座しているのです。

 

 

 

 

 

(ジャニヲタ街道まっしぐらのきっかけとなる、あたしの人生の歯車を狂わすカウントダウンコンサートレポート~2015/12/31 in 京セラ~続く)