天外魔境Ⅱ

ここは遅咲きジャニヲタsanopiのきもち

年末をHey! Say! JUMPと共に祭る、こんな幸せあるものか(前編)



彼らのことはほんとうに興味がなかった。

正直あたしは山田くんと知念くんと岡本くん以外知らなかった。本当にご存知なかった。
でも、ジャニーズ興味皆無のあたしからしたら、三人でもこれだけ知ってたら上出来だったのだ。だからショックだった。
伊野尾ちゃんがいることに今まで気付けなかったこと。



〜あたしがジャニーズ「Hey! Say! JUMP」にハマッた理由(本編)〜








でも24時間TVの振り返り番組を見られてほんとうによかった。もし24時間TVの森泉ちゃんと伊野尾ちゃんの被災地学校の図書館のDIYのコーナーが流れていなかったら、あたしは彼が明大理工学部建築学科卒のジャニーズだなんて知ることはできなかったし、先輩ジャニーズからいじられる茶目っ気たっぷりな一面も見ることができなかった。きっと当時はどの番組を見てもそういう一面が垣間見ることができなければ目に留めていなかった。最近はメディアへの露出が多いから、いずれかはすきになっていたかもしれない。でもそれじゃ遅かった。だから、あの番組じゃなきゃだめだった。東京のホテルで朝からテレビをつけて正解だった。


でもあたしは飽き性だから、こんなキラキラな状況そう長くも続くはずはなかった。だから「あたしジャニーズすきになれちゃった!すごくない?B専のあたしが!もうB専だなんて言わせな〜い☆」と友だちに報告するだけして、終わると思っていた。自分自身もそうするつもりだった。


だってジャニーズのファン、通称ジャニヲタになっちゃうと時間も財産も奪われて仕方ないっしょ?一度ジャニヲタになっちゃうともう出てこれないっしょ?現実見れず、結婚すらできないっしょ?



だからあたしはならない、ジャニヲタにはならない。ならない、ていうか、あたしはイケメン苦手なんだ、なれない。



さようなら、伊野尾慧、ほんの一瞬の煌びやかなジャニヲタTIME。







この一大事をほうっておいていいのか?!





そう、本格的にあたしが動き出したのは、年末のカウントダウンコンサートへ向けて。



秋にチケット申し込みがあった。あたしは高校の頃の友だちに頼った。中学時代からHey! Say! JUMPの大ファン。その子とは高校を卒業してから会っておらず、連絡も取っていなかった。仲はよかったんだけどね。Hey! Say! JUMPのおかげで久しぶりに連絡が取れたな。Hey! Say! JUMP様々だな。


その子(ちなみに山田担)はFCに入会しているようだったのでチケットはなんとか取れた。今まで落選したことがないとのこと。素晴らしいけど、それで運を使い果たして、もう結婚できないんじゃない?


席はそんなに良くないけど、とのこと。
どれくらい倍率があったのかは詳しくはわからなかったけど、でもあたしはまさか当選するとは思ってなかったので、それだけでうれしかった。当選したと連絡がきたときは高まった。席なんて関係ない。もはやそのときのあたしは「ジャニヲタになんてならないぞ!」という意気込みはどっかに忘れてきていた。



きっと当選していなければあたしは彼らのFCには入っていなかっただろう。


Hey! Say! JUMP、最&高。





20代にして初めてのコンサート。

それがジャニーズ、しかもHey! Say! JUMPのコンサートになろうとは。

それもいきなりカウントダウンコンサート。

しかも、1部ではなく2部。



1部はお昼から夕方まで、2部は22時から。


あたしは大学が同じの友だちを誘った。
彼女ってば好奇心が旺盛で、7000円ちょっとも払わなければいけないというのに、ふたつ返事であたしの誘いに乗った。「こんな機会めったにないから楽しそうだし行ってみよう」彼女にそうまで言わせるHey! Say! JUMPよ。



あたしの家庭はわりと厳しく、夜遅くから出歩くということはなかったので、大晦日の夜にジャニーズであるHey! Say! JUMPのカウントダウンコンサートへ出向くという事件は家族を騒がせた。


「高校時代の友だちに誘われたから今夜はさようなら」


嘘八百だ。自分からチケットをせがみにいったくせに。こんな事実、親にはぜったい打ち明けたくない!



夜の大晦日の空気は冷たく、でも駅にも結構人がいてわくわく。大学の友だちと落ち合って、寒い日だったのでお互いがお互いを気遣ってお互いのためのカイロを用意してきてて笑った。愛だ。


京セラに着くと高校時代の友だちが待っていた。
彼女は早朝6時からグッズ列に並んでいたそうだ。あたしのためにペンライト(略称ペンラと呼ぶということも今回知った)と伊野尾ちゃんの顔のジャンボうちわも購入してくれていた。ちなみにお昼の1部も参加したそうだ。これから本番の2部、前代未聞のHey! Say! JUMP初の単独カウコンということで彼女は闘志に燃えていた。


そりゃそうだよなあ、彼女はあたしなんかとちがってずっと長いことHey! Say! JUMPの大ファンをやってて、うれしいときも悲しいときも彼らを支えに乗り越えてきたんだよなあ、しかも今年は初めて彼らが単独で行うカウントダウンコンサートで、そりゃあもう、うれしくって仕方ないだろうなあ。

彼女だけじゃない、いまあたしの周りにいる女の子たち全員。もちろんあたしみたいに新規の子もいるだろうけど、大晦日をHey! Say! JUMPに捧げる行動力のある新規の子より、むかしからずっと長く彼らを応援してきた子たちのほうが、いまあたしの周りには、京セラには多いだろうなあ。


なんだか自分がちっぽけにみえるなあ、もちろん新規ってこともあるけど、新規なんてみんなが100%通る道だし、そんなに気にしてない。すきの量には差異が生じるかもしれないけど、すきに変わりはないからね。それよりもあたしはジャニヲタを心のどこかで軽蔑して、軽い存在だと考えていて、自分とは無縁だなんて思ってることがほんとうに情けなかった。


なのに、友だちは快くチケットを譲ってくれたし、「sanopiがJUMPに興味持ってくれてほんとうにうれしい!一緒にたのしもう!」なんてはしゃいでくれるし


何コレ?!ちょっと楽しくない?!




ジャニヲタってなんかいいなあ。こんなにも必死で、こんなにも一途でいいなあ、かわいい。



ジャニヲタってあたしが思っているよりもずっと知恵と根気と経済力が要るかもしれない。パッと見はふわふわしてるかもしれないけど。
 




ねえ、、、これ、、、


なんか一途でいいんじゃないッ?!






けれど、ド新規のあたし(知ってる曲はUltra Music Power、Dreams come true、Magic Power、Come on a my house、Chau#、キミアトラクションしかなかった。年末ギリギリに勉強のためにCDを借りて焦って聴いて、ウィークエンダーとJUMPing CAR、我 I need youも比較的覚えていた)からすれば、周りの凄まじいジャニヲタに吹っ飛ばされないか心配だった。でもね、予想は的を外れて、年齢層が低いわりにはちゃんとルールを守っていて静かにしている子が多かったし、みんなやさしかった。もちろんド派手な子もたくさんいて、マナーがなってない子もちらほら見かけた。子どもだなあと思う場面も何度もあった。でもね、予想していたよりはぜんっぜん平和だった。会場に入っただけなのにしぬほど興奮してたのしかった。

コンサートが始まると荒れたけどね、いい意味で。





OPが始まって、Kei Inoの青く輝く文字と共にモニターには彼の顔面。笑顔。キラキラ。ファン悲鳴。あたしも悲鳴。ペンラとうちわを振りながら。大学の友だちは隣でびっくり。あたし、すでにウルウルきていた。なにこれ、泣きそう!


メンバー全員の紹介が終わると、気付けば彼らが高くにいる!


ファンのみんなはのどちんこが擦り切れるほど叫ぶ。あたしも叫ぶ。そして泣く。アドレナリンが出ていたとは言え、ジャニーズをみて泣く日があたしにやってくるだなんて思ってなかったから、びっくりしちゃった。

こんなことってあるんだなって本気でそのとき思ったな、あたしは。いつもはテレビや雑誌のなかの彼だけど、いまはまるっきり同じ空間にいる。同じ温度を感じて、同じ音を聴いて、同じ景色をみている。彼はものすごく綺麗だった。あたしたちの席からはもちろん顔の表情は読み取れるものではなかったし、彼らを見下ろす位置にいたのだけど、思っているよりかはぜんぜん近かった。モニターを見たり、下にいる彼らを見たり、大忙し。モニターに映る伊野尾ちゃんは本物で、テレビの向こうの彼と同一だった(当たり前だけど)。
テレビや雑誌でみるよりかっこいい、そんな言葉よくあるけれど、いまこのときのためにその言葉はあるのだって涙を流しながら思う。周りもキャーキャー言ってたけど、泣いてはなかったから、あたしを珍しそうにみていただろうな。でもどんな目で見られてもいい、クソジャニヲタと貶されてもいい、だから教えて、なんでこんなにたのしいの?!




OPでウルウルする。ウィークエンダーで泣く。カモナで泣く。JUMPing CARで泣き叫ぶ。とりあえず3曲分大号泣する。21の大学生だぞ?こんなことってある?

そのあとはだんだんあたしがいまここにいるという現実を受け止めることができてきて、つぎにドキドキがくる。「たのしい」が実感できる。もうたまんない。




(とにかく冷静じゃなかったのでところどころ抜けていたり吹っ飛んでいたりしてますがご理解お願いします)




ペットショップラブモーションでは隣の友だちとキャーキャー騒いだ。かわいいのである。とにかくかわいいのである。いい歳したあたしより歳上の成人男性がネズミやネコやウサギやイヌのコスプレをして踊って歌って鳴いているのである。たまらなくかわいいのだ。かわいい以外になんと言おうか。



そしてBESTコーナー
伊野尾ちゃんは寿司屋。にぎられたい。


「けんかなら!けんかならお店の外でやってくれませんかぁ!(泣)」


の伊野尾ちゃんに母性をくすぐられました、はい。いまセトリを見ると、BESTが初めてコンサートでガンバレッツゴーを歌ったのがそのときだったらしく、でもあたしは記憶が曖昧で、そもそもガンバレッツゴーを知らない状態で参戦しているのだから当たり前かもしれないけど、でもこれはいまとなるとものすごい後悔。悔しすぎる。知っていたらもっとたのしめただろうな。BEST兄さんたちが歌うガンバレッツゴー。是非カウコン映像化を求む。



そして7コーナーに変わる。
ここで知念侑李の印象を少し。

「おおきくな〜れぼく」を歌って軽やかに踊るピンクの衣装。知念侑李。あたしは当時は伊野尾ちゃん以外にまったく興味なかったんだけど、それをかわいく歌う知念くんを見てときめいた。
MC(だったか忘れたが)「ぼくがいちばんかわいいですけどね」みたいなことをファンに向かって言う。女性ファンたちよりかわいいぼく。そんな知念くんをみてかわいいと雄叫ぶファンたち。ジャニーズ以外の男が言ったら、女は殺しにかかるだろうな。知念侑李だから、赦される。

今宵黄色い、いやもはやピンクの悲鳴に包まれる秘の魔境、京セラ。




我 I need you。カウコン直前まで勉強した曲である。とにかく盛り上がるというネット上のファン様のご意見をいただき、これは覚えておかなければという使命と伊野尾様からの「その唇奪っちゃっていいですか〜?」「いいですよ〜❤︎」と全力で応えるために覚えた。いまあたしがコンサートでいちばん聴きたい曲。スタンドマイクでの振り付けもコミカルでかわいいし、たのしくてユーモアチックな曲だし、なによりおもしろいのは最初と最後の脇をワキワキするかわいい振り付けを、メイクバッチリ娘もヤンキー娘も誰もかれもHey! Say! JUMPと一緒に踊るのである。平和。ほんとうに平和。だし、かわいい。すきなんだなあと思う。またそれを笑顔で見て踊るHey! Say! JUMPもみんな愛おしい。

モニターに出る歌詞の演出もいいよね、「まるっと恋に落ちたから〜」の歌詞がモニターに映るメンバーの周りをグルグル廻ってる。


わわわ、

我 I need you、たのしすぎ!






かっこいい曲もかわいい曲もユーモラスな曲も歌って踊れるアイドル。



熱狂的ファンに圧し殺されるかと思ったけど、すんなり馴染めてしまうもんだな。みんなやさしいしかわいい。Hey! Say! JUMPもすきだけど、ファンの子たちもすきになったな。







ここでカウコンの前半が終わり、





そして待望のMCがはじまる。





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(後編につづく)